仕事はスピードが一番大事だなと思った話
私は普段から化学工場で事務をしているのですが
常日頃から意識している事があります。
仕事は何と言ってもスピードが一番大事です。
質はその次だと思うんですよね。
自分で言うのもなんですがそれなりに効率よくテキパキと
仕事をこなし残業もせず基本給のみで毎日を過ごしております。
残業代は欲しいんだけどやっぱり自分の時間の方が大事なので
仕事量の変動に負けずに自分の効率を上げて毎日頑張ってます。
だいたい事務作業って、収益の稼得を目的とする組織の中では
重要な仕事ではありません。単独では収益・利益を産まないですし。
一般の事務員は単純作業こそが重要でありいかに早く、
正確にルーティーンを終わらせるかで成果が決まってきます。
営業マンや企画、開発等の仕事は期待されたノルマを超えて、
または新しい商品の開発等、100%以上の成果を出す事が
できますが事務員は作業をこなして当たり前、
ミスは許されない100%までの仕事の成果しか出す事が
できない場合がほとんどです。
さて、
事務作業に求められる能力はたった一ついわゆる事務処理能力だけです。
事務処理能力とは以下の方程式で表せられます。
(正確さ × 作業量)÷ 時間 = 事務処理能力
見てわかるように正確さと作業量も重要なんですが
その両方の要素にかかるのは時間、すなわち速さです。
会社組織を見渡しても、個人を見ても時間や速さを
あまり意識しない人というのは多い気がします。
特にメーカーをはじめとする大企業、地方公務員なんかは
スピード感の無いイメージがあります。(主観です)
スピード感の無い仕事をしていると
以下の負のスパイラルに陥ってしまいます。
速さを意識しない → 成果物が少ない → 成長が遅い
このことは会社員だけではなく様々な自由業やクリエイティブに
携わっている方にも言えることだと思います。
漫画家なら高橋留実子さん、森薫さんとか、
ビジネス関係なら元外交官作家の佐藤優さん、
テレビでおなじみの池上彰さん、
ブロガーならイケダハヤトさん、コグレマサトさん。
ほかにも数え切れ無いほど才能豊かな人がいますが、
売れている物書きは総じて手が早い。
数時間で一曲書き上げるほど早い。
人生は時間で構成されているのだから
自分の時間はとことん有意義に使いたい。
年を取るにつれて日に日に痛感する、
時間の経過に対する虚しさと後悔。
できるだけ悔いの無い時間の使い方を意識して生きていきたいです。